11ac対応無線LANルーターを導入してからも、親機から距離のあるPCの無線LAN子機は2.4GHzの11n対応製品のままで良いかなぁと放置していました。
最近になってPC周りの更新も兼ねて無線LAN子機について調べていたら、BUFFFALOからやけに細長くてよく繋がりそうな無線LAN子機が発売されていたので、これはちょっと面白そうだと購入することに。
それがコチラWI-U2-433DHP
もうパッケージの端から端まで使って長さを主張してますよこの子。
中には折られた状態で製品が入れられてます。じゃないと入れられない。
今まで使ってたWLI-UC-G300HPと長さを比較。
WI-U2-433DHP← →WLI-UC-G300HP
右の旧製品も11n世代ではかなり大型で可動アンテナを搭載するハイパワーモデルだったのですが、それより一回り大きいサイズなのが分かります。
次はUSB端子周りを比較。
USB端子周りを含めかなり細身ですね。旧製品と比較すると更に強調されてます。
長さはありますが、この細さのお陰で隣接ポートと干渉せずに使用できそうです。
ここからは重要な実際に使ってみてのテストです。
親機は同じくBUFFALOで11ac対応ビームフォーミング搭載のWZR-1750DHP2です。
Wi-Fiの設定をしながらまず違いが現れたのがWindowsのネットワーク設定。
上が旧製品、で下が当製品です。
もうこの段階で電波強度の差が歴然としてますね。
この辺りはこのUSB子機が電波を狙って送受信する技術であるビームフォーミングに対応していることも大きいのでしょう。
次はSpeedtestを利用しての速度測定。
下がこの製品ですが、UPLOADは微妙に落ちているもののほぼ同レベルで、注目すべきはDOWNLOADですね。27.32Mbpsから83.81Mbpsとほぼ3倍に。
通信も安定していてビームフォーミングの効果はかなりのものですね。
ちなみにクライアントマネージャV読みでの親機とのリンク速度がこちら。
なんと製品の最大接続速度の433Mbpsがしっかり出てます。
まとめ
11ac搭載機器が出始めた頃は11n搭載機器と比べても電波の弱さが目立ったBUFFALOですが、最近は外部アンテナ搭載機種やこの製品のように、電波の強さを求めるユーザーに適した製品が増えてきました。
もし今の無線LANの電波強度に不満があったり、離れた場所でも5GHz帯で通信したいという時には現状最適な無線LAN子機だと思いますので、このブログを読んだ方もぜひ導入してみてはいかがでしょうか。