ST4000DM004を導入したついでのレビュー

以下個人的な話が長々と続くのでベンチ結果は下のリンクで

「ベンチマーク編」へ

 

最近、ストレージ関連のリプレースを進めようとは思っていたが、とりあえずSSDだけでいいやと960 EVOを導入した勢いで新しいHDDを買ってしまった。

2011年にSSDへ移行するまでOSを入れていた、WD Caviar Blackという骨董品を2基、低回転型のHDDへ更新して静音化を図ろうと思ってはいたけど。

 

新しいHDDを入れる前のストレージ構成がこんな感じ

C:Samsung SSD 960 EVO 250GB

D:Western Digital WD1002FAEX(1TB 7200rpm)

E:Western Digital WD5002AALX(500GB 7200rpm)

F:HGST HMS5C4040ALE640(4TB CoolSpin)

G:Intel SSDSC2CT120A3(120GB)

 

これのDとEドライブを1基のドライブにまとめてEに配置し、速度が必要なデータは新たにSSDを買ってDドライブに配置しようという計画。

 

ではどのHDDを買うかという話ですが、用途的に2TBもあれば足りるものの、2TBや3TBクラスで低回転型のHDDはWestern DigitalのIntelliParkなHDDばかり。4TBになるとSeagateの5900rpmモデルもラインナップされますが、もうHGSTからはCoolSpinのHDDは消え0S03361も無くなってしまってしまいました。

仕方ないので消去法でSeagateの4TB 5900rpmなST4000DM005を買おうと決めたところ、2TBプラッタ搭載の新モデルの噂が・・・

回転数も5400rpmということで、静音化が目的ならこれを買うしか無いのでは?と思い立って買ってしまいました。ドスパラで12,780円。

 

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30MAR2017

Product of Thailand

との表記があります。

最近のSeagateはラベルのデザインが変わってますね。

2009年のあれがあって海門は敬遠していたので本当に久しぶりに買ったんですけど。

 

裏面

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裏面の筐体デザインは前モデルDM005から結構変わってますね。

ST8000AS0002のようにネジ穴の位置が異なるということはありません。

 

実はこのモデル、プラッタ枚数の減少とともに、筐体が薄くなっているんですよね。DM005のように高さ26.1mmのHDDと比較するとこんな感じ。

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Fractal Design Define R4の3.5インチシャドウベイの最下段に搭載

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ちなみに下から2番目は0S03361。つまり800GBプラッタ5枚の 4TB HDDな訳で、この2列だけで技術の進歩を感じさせられちゃったりしてます。

 

 

M/Bに接続してCrystal Disk Info

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DM005と少しだけS.M.A.R.T.の項目が異なりますが、特に問題はなさそうだったのでそのままテストに。

温度は0S03361と比較して-3~4℃。テスト中でも-1℃程度でした。

SeagateのSeaToolsと、Western DigitalのData Lifeguard Diagnosticsを使用して、Long Generic(全セクタリードテスト)→ERASE(0fill)→Long Genericを実行。

 

ちなみにこの記事はそのテスト中に書いているのでムダに長くなっています

 

この後ベンチマークへ行く前にこのHDDの特徴についての話。

前モデルST4000DM005と比較し、プラッタ枚数が3→2枚に、回転数が5900→5400rpmに、高さが26.11→20.17mmになったというのがこのHDDですが、記録方式は従来型のPMR(垂直磁気記録)方式からSMR(シングル磁気記録)方式へ変更されているとみられます。

細かい技術的な説明は省きますが、SMRはPMRと比較して大容量化に有利な反面、ランダムアクセスやデータの書き換えが低速という欠点があります。

SMRといえばArchive HDD ST8000AS0002がラインナップとしてありますが、こちらは使用率が高いとシーケンシャルアクセスも大幅に落ち込むことがあるようです。

ST4000DM004はキャッシュ容量をArchive HDDの倍の256MBとしているなど、欠点を抑える対策を施しているので、HDDに関する知識に乏しい人も多く購入しそうな普及価格帯に投入できるレベルまで改善した、と判断できなくもないですが、発売したばかりなのでその辺りはまだ何とも言えませんね。

なお、ST4000DM005で対応していたAVコマンド(AVストリーミングコマンドセット)は非対応です。

 

長々文章を書いていたらテストが終了。所要時間は

Long Generic(1回目) 7h51m

ERASE 8h09m

Long Generic(2回目) 7h52m

でした。

 

            ベンチマーク

まずはCrystal Disk Markでのベンチ

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次はHD Tune

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5400rpmであることを考慮すれば高速な部類に入るかと思いますが、ST4000DM005よりは少し低速になっているのかな。

今後データを入れていくと更に大きな差がつきそうです。

 

実際にゲーム、写真、動画、音楽などを1TBほど移しましたが、全体を通しての平均で70MB/s程度は出ています。使用率の高いWD Blackからの転送ですのでそちらが足かせになっている可能性も高いですが、高い時の120MB/sから低い時は700KB/s辺りまでの変動はありました。それ自体はランダムアクセスが連続するなどの要因のほうが大きく、SMRによる影響とは個人的には思っていません。

 

まとめ

現状は実売価格が前モデルを上回っているので選ぶ理由は限られるHDDですね。それでも選ぶ理由としてはプラッタ枚数の減少と低回転化による静音性というところが大きいと思います。今後は2プラッタ化と小型化によって前モデルより低価格になっていくと思われますので、そうなったらコスパ重視でも選択肢に入ってくるHDDになるでしょうね。

Samsung 960 EVOを導入

最近Kaby Lake世代のCPUに入れ替え、マザーボードのM.2スロットが利用できるようになったのを期に、2011年からCドライブとして使用し続けているIntel SSD 330 Series 120GBを置き換えようと思い立ち、M.2のSSDについて調べてみることに。

 

折角のM.2なので、SATA接続ではなくPCIe接続のNVMe SSDを導入することは勿論として、コントローラー等の信頼性やコストパフォーマンスも気になります。

基本的にはOSと速度が必要なアプリ数個を入れるだけなので、容量は120GBでも足りますが、選択肢も広く将来性も考え250GBクラスで候補をリストアップ。

 

気になったのがこの2つ

  

前者がSequential Read 2,000MB/s、後者が3,200MB/s、同じく4KB Random Read(QD32)が210,000 IOPS、330,000 IOPSというスペック。

これだけ見るとSamsungのほうが高性能ですが、PLEXTORMLC NANDで耐久性があり、Samsungが3年保証のところPLEXTORは5年保証です。

 

こうなってくると、どちらを選択するかはもう個人的な価値観の問題になってくる訳ですが、Readが3GB/sとかいうスペックにロマンを感じてSamsungを選択。自作PCなんてものは信頼性よりロマンを求めてするものですよ(個人差があります)。

 

で、買いました。

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 比較対象が写っていないので分かりづらいですけど、パッケージ小さいですね。

 

眺めていても仕方ないので早速装着。

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マザーボードMSI B250M MORTARです。

CPU直下にM.2スロットがあるので、グラボ装着時でも風は当てやすそうですが、CPUは簡易水冷だしグラボも付けていないのですごくスッキリ。ケースはDefine R4でサイドパネルに懐かしの静音ファンAntec True Quiet 140を付けて発熱対策としています。

 

この状態でのSSDの温度はHWMonitor読みでアイドル33℃、CDMベンチ中は最高48℃で、冷却は問題無いようで一安心。サイドパネルをアクリル化してサイドファンを外しても、サーマルスロットリングまでは行かないのかな。

 

気になるCrystal Disk Markでのベンチ結果がコレ

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色々と公称値に少し届きませんが、Read3000MB/sには届いたので満足して設定詰めたりはしていません。もうこの時点で満足してこれにOSインストールするのめんどくせとか思い始めてます。

ちなみにNVMeドライバーはSamsung Version 2.2です。

 

結局はデータを全く引き継がずWindows 10 Proを新規インストールしました。

ところでWindows 10を新しいドライブに新規インストールする時に、Windows 7/8.1からのアップグレードでデジタルライセンスを付与されている場合ってどうなるんですかね。色々あって今のPCはデジタルライセンスが通常のプロダクトキーに変更になったので、今後役に立ちそうな方法で体験したかった気もします。

 

OSインストール後は40℃付近で安定、流石にベンチ結果は低下しますが、それでもSequential Readで2800MB/sは出ます。

 

 

それで、これだけの速度が出ていればOSの起動時間も爆速なのでは?と思うかもしれませんがぶっちゃけ

PCI ExpressSATAも大差ない

です。

まあ買う前から予想はしてたので特に驚きはありませんけど。

 

 

まとめ

M.2 SSDは省スペースで、SATAポートを節約できて、ベンチ結果を見てニヤニヤできるアイテムです。

 

次はM.2 SSDを導入した勢いで買ってしまったSeagateの新型HDDについてでも書こうかな(記事書いてる段階でテスト中)

 

livedoor Blogからはてなブログへ移行

4年ほど前からこのブログもlivedoorへ移行し、htmlとかカスタマイズ性は高いものの、デザイン変更についての自由度に不満が出はじめたこともあって、移行先を探していた。

FC2やアメブロは以前利用していたので、利用者数や、デザイン性からはてなブログを利用してみることに。

 

移行なんてものは簡単なもので、livedoor Blogのマイページにある「バックアップ(エクスポート)」からダウンロードしたMovableType(MT)形式のtxtファイルを、はてなブログの設定にある「インポート」からアップロードし、画像もクリックひとつでインポートが始まって、それが終われば移行作業は終了。

 

しばらくは限定公開のままlivedoor Blogと共存させて、ある程度の期間が経ったら、はてなブログで全記事を公開設定に変更し、livedoor Blogの記事を非公開にする予定。

 

まあブログなんて滅多に更新しないからいつになるか分からないけど。

 

EN-EL15a - Nikon新型バッテリーは何が変わったのか?

Nikon Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15a
 

2017年6月9日、Nikonより新型デジタル一眼レフカメラD7500が発売され、同時に使用バッテリーとしてEN-EL15の後継製品EN-EL15aも発売されました。では新型の話に入る前に、そもそもEN-EL15とはどのようなバッテリーだったのか振り返ってみます。


EN-EL15とは?

  • Li-ionリチャージャブルバッテリーEN-EL15は2010年発売のD7000と共に登場したLi-ionバッテリーで、現在でもD810やD500など多くのカメラに採用されています。Nikonユーザーなら使ったことのある方も多いのではないでしょうか。

今回発売されたEN-EL15aは、このEN-EL15の後継にあたり、EN-EL15を使用可能なカメラボディでも使用できる互換性を有しています。
という事で、D750ユーザーとしてまずは買って比較してみようと早速注文。

ここから製品本体から違いを探ってみます。

DSC_6529

これがパッケージ。これでは違いが分からないのでバッテリー本体を比較してみます。

DSC_6535
左:EN-EL15 右:EN-EL15a

新しいバッテリーは本体カラーがグレーに変更されていることが大きな外観的特徴ですね。
見た限り外形は全く同一のようです。
次は裏面の表記から違いを探ってみたいと思います。

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表記では容量・電圧ともに同一で、スペック面で両者に違いは無いことが分かりました。
ここまで比較してきて、違いは本体のカラーのみという結果に。


「じゃあ一体なんの為に新しいバッテリーを発売したの?」

そんな疑問が湧いてきます。
そこで今回はEN-EL15aについて、Nikonのサポートに問い合わせをしました。
(迅速かつ詳細に回答してくださりありがとうございました。)


サポートからの回答で分かったEN-EL15とEN-EL15aの違い

回答の内容で分かったEN-EL15aを発売した理由。それは

EN-EL15に存在する放電特性の違う2つのバージョンの違いの判別をより容易にするため。


とのことです。
Nikon製品について日頃から情報収集をされている方はご存知かもしれませんが、EN-EL15は2013年夏頃より放電特性の異なるバッテリーへの変更が行われました。
変更された当初は容量も同一なこの2種類のバッテリーを混用しても問題はなかったのですが、2016年にD500が発売された直後に、放電特性が変更される以前のバッテリーを使用すると撮影可能コマ数が大幅に減少することが話題になりました(この件の詳細は→コチラ)。
EN-EL15aはこの放電特性変更後のバッテリーであることが分かりやすいよう、型番と外観を変更した製品というのが真相なようです。
つまり・・・

性能は現在発売されているEN-EL15と同じ

ということですね。

では本当に違いはカラーだけ?と思っていたら、Nikonの回答からもう1つの違いが判明しました。それは何かというと・・・

質量が約2g軽くなっている

EN-EL15では約80gだった質量が、EN-EL15aでは約78gに軽量化されているようです。
でも正直2gの差を体感できる人は居ないでしょうね笑


EN-EL15とEN-EL15aの違いのまとめ

  • 外観がブラックからグレーに
  • 質量が約80gから約78gに



それで結局どちらを買えばいいの?
両者とも性能面では同じという事が分かったので、どちらを購入しても大丈夫でしょう。
価格が安い方を買うとか、新しいモノ好きだからEN-EL15aを買うとか、ブラックが好きだからEN-EL15を買うとか、本当に自分の好みで選んでしまっても問題ないかと。
個人的に思ったのは、ブラックの充電器にグレーのバッテリーは少し互換品っぽさがあって嫌かも笑


最後に
個人的に容量UPも期待していたので少し残念なところもありますが、新製品が出たこのタイミングに今まで使用してきたバッテリーを新しくするのはアリだと思います。僕自身特にバッテリー不足を感じていませんでしたが買っちゃいましたし笑。おそらく今後もEN-EL15シリーズのバッテリーを採用したカメラは増えていくと思うので、将来的にも活用できそうなこのバッテリーをひとつ購入してみてはいかがでしょうか。では。


BUFFALOの大型無線LAN子機は凄い?!WI-U2-433DHPを試す

11ac対応無線LANルーターを導入してからも、親機から距離のあるPCの無線LAN子機は2.4GHzの11n対応製品のままで良いかなぁと放置していました。
最近になってPC周りの更新も兼ねて無線LAN子機について調べていたら、BUFFFALOからやけに細長くてよく繋がりそうな無線LAN子機が発売されていたので、これはちょっと面白そうだと購入することに。

それがコチラWI-U2-433DHP
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もうパッケージの端から端まで使って長さを主張してますよこの子。
中には折られた状態で製品が入れられてます。じゃないと入れられない。


今まで使ってたWLI-UC-G300HPと長さを比較。
DSC_6528
WI-U2-433DHP← →WLI-UC-G300HP

右の旧製品も11n世代ではかなり大型で可動アンテナを搭載するハイパワーモデルだったのですが、それより一回り大きいサイズなのが分かります。

次はUSB端子周りを比較。
DSC_6524
USB端子周りを含めかなり細身ですね。旧製品と比較すると更に強調されてます。
長さはありますが、この細さのお陰で隣接ポートと干渉せずに使用できそうです。


ここからは重要な実際に使ってみてのテストです。
親機は同じくBUFFALOで11ac対応ビームフォーミング搭載のWZR-1750DHP2です。

Wi-Fiの設定をしながらまず違いが現れたのがWindowsのネットワーク設定。
Wi-Fi
上が旧製品、で下が当製品です。
もうこの段階で電波強度の差が歴然としてますね。
この辺りはこのUSB子機が電波を狙って送受信する技術であるビームフォーミングに対応していることも大きいのでしょう。

次はSpeedtestを利用しての速度測定。
ST
下がこの製品ですが、UPLOADは微妙に落ちているもののほぼ同レベルで、注目すべきはDOWNLOADですね。27.32Mbpsから83.81Mbpsとほぼ3倍に。
通信も安定していてビームフォーミングの効果はかなりのものですね。

ちなみにクライアントマネージャV読みでの親機とのリンク速度がこちら。
CMV
なんと製品の最大接続速度の433Mbpsがしっかり出てます。


まとめ
11ac搭載機器が出始めた頃は11n搭載機器と比べても電波の弱さが目立ったBUFFALOですが、最近は外部アンテナ搭載機種やこの製品のように、電波の強さを求めるユーザーに適した製品が増えてきました。
もし今の無線LANの電波強度に不満があったり、離れた場所でも5GHz帯で通信したいという時には現状最適な無線LAN子機だと思いますので、このブログを読んだ方もぜひ導入してみてはいかがでしょうか。


CP-R10 - SONY製QC2.0対応モバイルバッテリー

-はじめに

Galaxy S7 edgeを使い始めてからも、モバイルバッテリーは通常給電でいいかとSONYのCP-F10LABを使い続けていましたが、購入から1年半が経過していたことと、冬コミに持っていくモバブを増やしたいということもあって、新しくモバイルバッテリーを購入することに。

そこで購入したのは同じくSONYのCP-R10S。
SONYで唯一Quick Charge 2.0に対応しているモバイルバッテリーです。 

DSC_5763
←CP-R10S  CP-F10LAB→

CP-R10はCP-F10LAと違いカラーバリエーションはシルバーのみ。
本当はブラックが欲しかったんですけどね。


-比較編

性能面を同じく10,000mAhのCP-V10Aを加えて比較してみます。
CP-R10B

CP-R10はQC2.0対応
CP-F10LAはUSBが2ポートある点
CP-V10Aは軽量さそして低価格であること

それぞれ優れたポイントはありますが、QC2.0対応はCP-R10のみの特徴です。


CP-R10SとCP-F10LABのUSBポート面を比較してみます。
DSC_5764

CP-R10の方が僅かに横幅は小さめですね。
持ってみるとCP-R10のほうが丸みもあって小さく感じます。


-使ってみた

実際に充電に使用してみます。
Screenshot_20161230-202921

0%から100%までの充電は約1時間40分という結果に。
S7 edgeの約1時間50分という充電時間の公称値ほぼその通りですね。


-まとめ

Quick Chargeに対応したモバイルバッテリーはSONYではこの製品しか発売されていません。今現在Quick Charge対応スマートフォンを使っているのであれば、このモバイルバッテリーがあれば間違いなく便利になるかと思います。
信頼のSONY製、オススメできるモバイルバッテリーです。




UCH10 - SONY製QC2.0対応充電器を試す

メインスマートフォンをGalaxy S7 edgeに変えたものの、手元にQuick Charge 2.0対応充電器がなく、これでは折角の急速充電機能が使えない。
そんな時に小型なQC2.0対応USB充電器を探していたところ、SONY製の充電器が良さげだったのでAmazonで注文してみました。 

 DSC_4658
届いたのがコチラ。SONY UCH10です。
サイズ比較のためにPASMOを置いてみました。
Apple5W電源アダプタよりは大きく感じますが、同じく12W電源アダプタよりは薄いためか小さく感じます。

詳細なスペックはコチラ→
Quick Charger UCH10 - Specifications - Sony Mobile (United States)

S7 edgeと並べてみても薄さが分かるかと思います。
DSC_4620
撮るの面倒だからってISO12800とか使ったから画質悪いけど仕方ないね
厚さは22mmとかなり薄いですね。

裏面
DSC_4628
うん、MADE IN CHINAって感じ。
まあそこは重要ではないのですが、内容としては9Vや12Vでの出力についても書いてあります。

もっとも重要な性能についてですが、0%から電源を入れた状態で放置した時の100%までの充電時間は約1
時間45という結果になりました。
UCH10
S7 edgeはSamsungが約110分でフル充電可能と謳っていますのでほぼその通りの結果となりました。90%付近までかなりの速度で充電されているのが分かりますね。
3,600mAhのバッテリーを2時間かからず充電できる技術の進歩を今更だけど感じてます笑
ただ温度は上がっているので、充電しながら負荷をかけると40℃超えるかも?


充電器そのものはSONY製だけあってQC2.0対応でもコンパクトで使いやすくまとまってますし、個人的にはかなりオススメな充電器だと思います。
ただ、このUCH10の購入方法は並行輸入品をAmazonで買う程度しかないのがつらいところ。
ただ商品自体はいつでも買えるみたいなので気になった方は是非買ってみてくださいね。

下記リンクのUCH10は左から
・パッケージ版(ケーブル付属)
・バルク版(ケーブル付属)
・バルク版(ケーブルなし) 
となっています。