Samsung 960 EVOを導入

最近Kaby Lake世代のCPUに入れ替え、マザーボードのM.2スロットが利用できるようになったのを期に、2011年からCドライブとして使用し続けているIntel SSD 330 Series 120GBを置き換えようと思い立ち、M.2のSSDについて調べてみることに。

 

折角のM.2なので、SATA接続ではなくPCIe接続のNVMe SSDを導入することは勿論として、コントローラー等の信頼性やコストパフォーマンスも気になります。

基本的にはOSと速度が必要なアプリ数個を入れるだけなので、容量は120GBでも足りますが、選択肢も広く将来性も考え250GBクラスで候補をリストアップ。

 

気になったのがこの2つ

  

前者がSequential Read 2,000MB/s、後者が3,200MB/s、同じく4KB Random Read(QD32)が210,000 IOPS、330,000 IOPSというスペック。

これだけ見るとSamsungのほうが高性能ですが、PLEXTORMLC NANDで耐久性があり、Samsungが3年保証のところPLEXTORは5年保証です。

 

こうなってくると、どちらを選択するかはもう個人的な価値観の問題になってくる訳ですが、Readが3GB/sとかいうスペックにロマンを感じてSamsungを選択。自作PCなんてものは信頼性よりロマンを求めてするものですよ(個人差があります)。

 

で、買いました。

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 比較対象が写っていないので分かりづらいですけど、パッケージ小さいですね。

 

眺めていても仕方ないので早速装着。

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マザーボードMSI B250M MORTARです。

CPU直下にM.2スロットがあるので、グラボ装着時でも風は当てやすそうですが、CPUは簡易水冷だしグラボも付けていないのですごくスッキリ。ケースはDefine R4でサイドパネルに懐かしの静音ファンAntec True Quiet 140を付けて発熱対策としています。

 

この状態でのSSDの温度はHWMonitor読みでアイドル33℃、CDMベンチ中は最高48℃で、冷却は問題無いようで一安心。サイドパネルをアクリル化してサイドファンを外しても、サーマルスロットリングまでは行かないのかな。

 

気になるCrystal Disk Markでのベンチ結果がコレ

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色々と公称値に少し届きませんが、Read3000MB/sには届いたので満足して設定詰めたりはしていません。もうこの時点で満足してこれにOSインストールするのめんどくせとか思い始めてます。

ちなみにNVMeドライバーはSamsung Version 2.2です。

 

結局はデータを全く引き継がずWindows 10 Proを新規インストールしました。

ところでWindows 10を新しいドライブに新規インストールする時に、Windows 7/8.1からのアップグレードでデジタルライセンスを付与されている場合ってどうなるんですかね。色々あって今のPCはデジタルライセンスが通常のプロダクトキーに変更になったので、今後役に立ちそうな方法で体験したかった気もします。

 

OSインストール後は40℃付近で安定、流石にベンチ結果は低下しますが、それでもSequential Readで2800MB/sは出ます。

 

 

それで、これだけの速度が出ていればOSの起動時間も爆速なのでは?と思うかもしれませんがぶっちゃけ

PCI ExpressSATAも大差ない

です。

まあ買う前から予想はしてたので特に驚きはありませんけど。

 

 

まとめ

M.2 SSDは省スペースで、SATAポートを節約できて、ベンチ結果を見てニヤニヤできるアイテムです。

 

次はM.2 SSDを導入した勢いで買ってしまったSeagateの新型HDDについてでも書こうかな(記事書いてる段階でテスト中)