Corsair Crystal 280X -White- キューブ型PCケース CS7302 CC-9011136-WW
- 出版社/メーカー: Corsair
- 発売日: 2018/06/30
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
去年の11月にNZXT H700iを買ってからまだ約9ヶ月ですが、新しいPCケースへと買い替えました。
目次
購入するまで
H700iは以前ブログにも書いたようにまさに新時代のPCケースという感じで、最近はライティングシステムもHUE 2の発表により大幅な拡充がなされ、勢いに乗りまくっている製品ではあります。
ただ、実際に使い始めてからこのケースに似合うパーツを考えた時に、やはり同社のKraken X72やAer RGBでないとこのPCケースの魅力は引き出せないと感じ、NZXTよりもCORSAIRのRGB LEDパーツのほうが発光が好みだった自分には合わないと思って買い換えることに。
あと、ホワイト系パーツを多用している自分の環境には、ホワイトモデルでも内部がブラックのH700iは合わなかったというのもあります。
そこでホワイトのPCケースを探していたところ、CORSAIRから最近ホワイトで3面強化ガラスというMicroATXケースが発売されていたと知り、面白そうな構造だったので購入してみました。
写真でも分かる通り内部が真っ白で、フロントファンのLEDががなり目立ちます。スモークガラスでフィルターも付いていて、LEDファンが目立ちづらいかも?と思いましたが、LL140 RGBはそれを物ともしない輝きですね。(PCIブラケットは標準がブラックなのでFractal Designの物に変えてあります)
内部構造
このケースの特徴がデュアルチャンバー構造であること。
電源ユニットやストレージベイが一般的なケース下部ではなく、マザーボード裏にあります。これによって裏配線スペースがかなり広くなる……構造ではありますが、つまり電源ユニット分の高さが無くなっているためその分手狭ですし、MicroATXなので尚更です。
更にこの構成だとスリーブケーブルが嵩張りますし、LL RGBの制御用にLighting Node PROも入れているので更に配線がひどい有様です。ただ、それでもまだ余裕はあるかなという感じはあります。
ちなみにLighting Node PROの設置位置はこんな感じに。
このPCケースには280X RGBというバリエーションがあり、そちらに標準搭載されているLL120 RGBの制御用に同じくLighting Node ProとRGB Fan LED Hubが設置されていますが、そちらはフロント下部とボトム前方にそれぞれ設置されているようですね。
裏配線用ホールは必要十分用意されています。
MicroATXだと以下の画像で緑色の部分が基本的に使用可能です。
中央のゴムグロメットはMini-ITX用ではありますが、最上端にファンのケーブルを通す程度の隙間はあります。
少し不可解だったのがボトム後方のホールで、ここが電源ユニットを積むとほぼ塞がれ、ケースのHD AUDIOケーブル程度の太さでも電源ユニットと干渉しました。ただ、一つ前方のホールを使えばいいので大きな問題ではないでしょうね。
冷却性能
私の構成ではフロント吸気に140mmファン x2(LL140 RGB)、トップ排気に240mmラジエーターと120mmファン x2(AURAFLOW 240)となっていますが、リアにファンが搭載できず、どちらも強化ガラスの横を空気が流れるので多少のヌケの悪さは感じます。
ただリアのハニカムメッシュからも熱は逃げますし、トップを280mmラジエーターにしたり、ボトムにも120/140mmファン x2を搭載できるので、冷却性能に不安は感じません。
ただ、このケースの弱点と言えるのがHDDの冷却。
2つある3.5インチベイにCoolSpinのHMS5C4040ALE640、5,400rpmのST4000DM004と、載せているのはどちらも低回転のHDDにも関わらず夏場は50℃付近まで行きます。
標準的な手段で冷却性を強化するなら、何故か代理店の製品ページとかには書いていないんですが、この裏配線側のサイドパネルに120/140mmファンが設置できるので、それで一応空気の流れは確保できそうではあります。
ただHDDへ直接風が当たらないので効果はなんとも言えませんし、電源ユニットが大型だと取り付けも厳しいかと。
あとはこの3.5インチベイはリアからアクセスするのですが、リアのカバーがメッシュになっているので、小型ファンを設置するのも不可能ではないかな。
まとめ
3面強化ガラスでデュアルチャンバーという独創性に美しいデザイン、デスクの上にも置きやすい小型さはかなり魅力的に思います。
MicroATXのマザーボードの選択肢の少なさには悩むかもしれませんが、拡張性は3.5インチベイx2、2.5インチベイx3と基本的な構成には十分対応できますし、小型の魅せるPCを組みたいけど、実用性も捨てがたいという時にはかなりハマるケースではないかなと思います。
今後はLEDストリップを追加したりCPUクーラーをH115i PRO RGBにしたいなぁとか思ってますけど、結構高い上にファンをLL140 RGBに換装したいから出費が・・・という感じ(LL140 RGBは1基余ってるけど)。
ただメモリは勢いに任せて新型のVENGEANCE RGB PROを注文してしまいました。届いたらまたブログ書くかも。
↓↓↓書きました
CMW16GX4M2C3000C15W [VENGEANCE RGB PRO DDR4 PC4-24000 (3000MHz) 8GB 2枚組]
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
フォトギャラリー
ついでに24pinケーブルのコームを増やしました