M.2 SSD用ヒートシンクkryoM.2 microを導入

Aquacomputer kryoM.2 micro passive heat sink for M.2 2280 SSD
 

このところPCの静音化を進めているのですが、CPUクーラーを簡易水冷からファンレスへ交換するにあたって、どうしてもM.2 SSDの発熱が不安になってしまうという事で、M.2 SSD用のヒートシンクを導入することにしました。

 

そこで購入したのが水冷パーツなどで有名なaquacomputerのkryoM.2 microです。

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購入理由は2chとかでよく聞くから←

というのはさておき、ヒートシンクの高さがあまりないので干渉を気にしなくていいと言うのが大きな理由です。

 

内容物と今回装着するSamsung 960 EVOを並べるとこんな感じ

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装着方法は

1.SSD表面にグレーのサーマルパッドを貼り付ける

2.SSD裏面にブラックの絶縁シートを貼り付ける

3.SSDにクリップを取り付ける

4.ヒートシンクをクリップにはめ込む

 

なんですが・・・

960EVO裏面にある放熱板を兼ねた銅のシールの厚みのせいでヒートシンクが取り付けられず、最終的にクリップを曲げて何とか収まるように対応しました。M.2端子側はクリップで何とか嵌まるんですけどね。

 

装着するの手間取ったおかげで、装着後の写真は撮り忘れました(

 

 

実際に温度はどう変化したか計測してみます。

方法はCrystalDiskMarkで1GiBを5回ベンチマークした後のHWMonitor読みの温度での比較です。

 

ヒートシンクなし

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ヒートシンクあり

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最低温度の違いもありますが、最高温度では7℃下がっているので十分な効果がありそうです。

コストパフォーマンスとしては十分ではないかと思います。

ただ、このヒートシンクはチップ両面実装のSSDには使用できませんし、先述した通り片面実装でも装着できないことがあるので、その辺りは改善していただければと思いますね。

 

M.2 SSDの発熱にお悩みの方は夏に向けてヒートシンクの導入をしてみては?

 

追伸

ファンレスCPUクーラーに変えたらアイドル時でも45~50℃で安定するようになりました。