スピードライトをホットシューに取り付けて縦位置撮影すると、どうしても横方向に影が出てしまうのは特にポートレートを撮る時の悩みどころですよね。
そんな時に活躍するのがストロボブラケットです。
ボディの横にスピードライトを搭載することによって、縦位置撮影時の影を抑えることが出来るアイテムですね。
Nikonの場合、純正でSK-8Aという製品がありますが、私の場合D7000をMB-D11無しで使用したいので、どうしても縦位置の場合レンズの斜め上に光源が来てしまうため、スピードライトの位置を上下させられる製品を探すことにしました。
そこで発見したのがエツミ社製のストロボアジャスタープロです。
スピードライトをボディの真横に取り付けるDXと、5cmほど前に取り付けるLFがラインナップされています。
真横にあったほうがホールド感は良さそうと思いましたが、レビュー等が少なくて、もしかして使ってみると案外良い製品かも?という期待を込めて今回はLFを選択してみました。
包装は至って簡素ですね。
早速開封
安心と信頼の日本製
後ろに一緒に使用するSC-29の元箱が写ってますが、SC-29は中国製・・・
ボディ側のパーツ側面はこのようになっていて、上下どちらかにストロボ側のパーツのネジで固定するようになっています。上下の高さはストロボ側でフリーに決められる感じです。
一通り確認したので実際に取り付けてみます。
Body Nikon D7000
Lens SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM
TTL Remote Cord Nikon SC-29
ボディの位置は左右に動かせますが、今回は横に出っ張りが無いように揃えました。
これを実際に構えてみると、剛性は感じられるんですが重量バランスが悪いですね。
ボディを接続部に寄せてみても大して変わりません。バッテリーグリップがあれば改善するかも。
どちらかと言うとスピードライトが前に出ている影響はさほど感じられず、ボディに対してスピードライトが重いのが原因でしょうか。
そして目的の影取り効果ですが、発光部がレンズの光軸と完全に一致してはいませんが、殆ど同じ位置にあるので背景などの影は全くと言っていいほと出なくなりました。
今後ディフューザーを追加し、ポートレート撮影してみた結果をふまえて、また追加でレビューをしたいと思います。