文化庁メディア芸術祭愛知展「CODE」へ行ってきた

去る1月5日から同13日まで、モリコロパークにて開催されていました「文化庁メディア芸術祭愛知展」に行ってまいりました。

会場はモリコロパーク内の地球市民交流センター。
大ぽぷかる展の会場といえば分かる方も居るかもしれません。 
DSC_1107

会場内ではいくつかのブースに分かれて作品展示を行っていまして、気になったのをいくつがご紹介。
まずは愛知関連企画作品展示から。

全自動土下座珈琲  -  武藤 勇
DSC_1083

コーヒーサーバの上部に取り付けられたカメラにより、サーバの前で土下座した人を認識しコーヒーが出てくるというもの。
人の行為と物が交換される様子を作品として展示。
1月ということもあって外は寒く、私も数回土下座をしてコーヒーを頂きました(笑)


mirage Flower  -  加藤 良将
DSC_1077

光ファイバーを回転させて光の花を作り出している。
これは実際に触ることも出来て、手の中に光の玉を作り出すことも。



まわる、うつる、ひろがる  -  スイッチ(外山 貴彦・可児 亘)
DSC_1086

回したコマの下から光が広がります。
実はこのCODE開催期間中も広がるCGのプログラムをチューニングしていたんだそう。


ここからは体育館内の展示。
 
ごちゃまぜ文庫  -  クワクボリョウタ
DSC_1098_01

本のタイトルを2つに分割し、自由に組み合わせて自分だけのタイトルを作り上げる。
左から3番目ェ……


compass [sendai,2006]  -  平川 紀道
DSC_1091

四方を黒く覆われた空間、その中央に存在する謎の物体。
この上部に存在するファインダーから、車上カメラで空を撮影した映像、時刻、GPSなどを、周囲に設置されているスピーカーからは映像を撮影した仙台の街中の音声がサラウンドで流れています。 


他にもお気に入りの作品はありましたが、撮影禁止だったりして紹介はここまで。

私は期間中2回訪れ、2回目の最終日はシンポジウムへ。
宇宙の話題に始まり、SPACE BALLOON PROJECTについてや、初音ミクコミケの二次創作によるコンテンツの広がり、オタクそのものの定義とは何かなんて話も。 
予想以上に楽しい90分でした。 


最後に、このCODEもそうですが、今後モリコロパークを有効活用するためのイベント企画宣伝や公園整備によって、この公園がより良きものになり、市民に愛される場所となってほしいなと思います。