Anker PowerPort I PDレビュー

今回はUSB PDに対応するUSB Type-Cポートも搭載するAnkerの5ポート充電器のレビューです。

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スペック

PowerPort I PDは5ポートUSB充電器で、最大の特徴としてはUSB Power Delivery対応Type-Cポートがあるところでしょう。
ポート数は

  • 1x Type-Cポート(最大30W)
  • 4x Standard-Aポート(1ポート最大2.4A,4ポート合計30W)

となっています。

 

充電速度

Standard-Aポートからの充電速度を、USBテスターを使用して計測します。

充電する機器は以下の3つ

  1. Samsung Galaxy S7 edge SC-02H
  2. SONY CP-R10S
  3. Apple iPad Air

ケーブルについてはAnkerのPowerLine Micro USBケーブル(1.8m)およびApple純正Lightningケーブルです。

計測結果

結果としては電圧は全体的に低め、電流はiPadが高出力となりました。
追加のテストとして、Samsung Galaxy S7 edgeにType-C to Micro-Bケーブルを使用して、この充電器のType-Cポートから充電した際の出力についても計測しました。

  • 5.07V 1.67A

Standard-Aポートの約7.02Wに対して、Type-Cポートは約8.47Wとなり、1.2倍程度になっているので、機器によっては変換ケーブルで充電したほうが速いかもしれません。そもそもS7 edgeはQuick Charge対応なので、充電速度を求めるならこの充電器を使う理由はあまりありませんが。

 

総評

最近はType-Cポートを持つデバイスが多くなってきたものの、モバイルバッテリーなど多くの機器は今でもStandard-Aポートから充電することが多く、そのような場合にType-CポートはUSB PDで急速充電、Standard-Aポートは2.4Aまでの急速充電ができるのはかなり便利です。

スマホタブレット、モバイルバッテリー更にはPCまで、多くのデバイスを利用している方にはこれ1台で済ませることができるのでおすすめですよ。