ニコンの一眼レフ上位機種に採用されている丸窓アイピース。
角窓を採用している機種でもアクセサリーを使用すれば装着することが可能ですが、DK-22は強度に不安があったり、私がD7000を丸窓化した際に使用したTENPA製のアダプターはなかなか入手困難で、かつDK-17Mが不要な場合でもDK-17はそのまま使えなかったり~と、なかなか選択肢に恵まれていなかったのですが、今回ニコンが新しいアクセサリーを発売した(2015/5/20)ことで、新しい選択肢が現れました。
それがこのNEPS1です。
このNEPS1、元々は丸窓アイピースを装着するためのアイテムではなく、レインカバープロフェッショナルシリーズ用のアイピースを装着するためのアイテムです。
レインカバー用のアイピース自体が、D4S/D810といった丸窓機にそのまま使える仕様なので、そのアイピース用に作られたこのNEPS1は、DK-17といった丸窓アイピースと互換性がある訳です。
仕様に対応機種が記載されていませんが、D300/SやD7000,D7100,D7200,D600,D610といった機種でも使用出来ると思われます。
そしてTENPAのMEA-NからDK-17Mを移植。。。
スクリューマウント部以外は完全に露出する、割と薄めのアダプターです。
D750に装着してみます
カメラとの相性はバッチリですね。
接眼部が少し離れているように見えますが、これでも少しだけMEA-Nより本体に近くなっているようです。アクセサリー自体が薄いのでそう感じるのかも。
ちなみにアイカップを畳んだ時は、チルト液晶を上部から開こうとすると干渉します。
干渉といっても柔らかいアイカップなのでさほど問題はありませんが。
実際に使ってみると・・・といってもMEA-Nと大差はありませんが、マグニファイヤーを使わなくてアイカップだけでもファインダー像に入り込み集中出来る様になるので、気になる方はぜひぜひ丸窓化、してみてはいかがでしょうか~。