ニコン一眼レフ上級機のファインダー接眼窓は丸型で使い勝手がよく、角窓機でも丸窓化してその恩恵を得ようという方も居ます。
その方法としては、DK-22とFAアイピース、TENPA MEA-N、NEPS1といった方法があり、このブログでも何度かご紹介させていただきました。
で・・・今回は3回目。趣向を変えて、もうそのままでは付けられないパーツを使って丸窓化してしまおうというお話。
何を使うかというと、発売されたばかりのNikon D5のアイピースアダプターDK-27を使ってしまおうと画策した訳です。
D5のアイピースは本体側の取り付け部が簡単に外れる仕様になっていて、異なるアイピースへの取り換えが簡単になった訳ですが、そのパーツの形状が角窓機のアイピースにとても良く似ている。
無論、そのパーツがそのまま使えないのは分かっていたのですが、ちょっと加工するだけで行けるんじゃない?という事で勢いで買ってしまいました。
実際に装着しようとしてみると見事に互換性のない製品だったので、どうやって装着しようと試行錯誤した訳ですが、とりあえずまあ何とか付きました。
※記載する方法を行い損害を被った場合でも補償できませんのであくまで自己責任でお願いします
方法としては、まずDK-27のネジを外し、内側にあるパーツは不必要なので全て外します。
その後、D750のファインダー接眼窓の窪みに上から嵌められるようなサイズの下が欠けた薄いコの字のパーツを作成します。
その作ったパーツを次はボディ側の外側パーツの内側に貼り付けます。
貼り付ける位置は、DK-27の丸窓の位置がちょうど接眼窓で止まるような位置です。
この段階で一度D750に嵌めてみて、大丈夫だったら外側のパーツだけをネジ止めして完成です。
バラして弄りながら方法を考えてたので、参考になる写真がなくて申し訳ないです。
これでとりあえず実用になる程度には持ってこれたのですが、DK-27の裏側に大きなスペースが出来てしまったので、なんか納得出来ないし実際に使うのはやめておこうかな~と思ったりして。
ロック機構でも考えて付けてみようかなぁという気もありますが。時間があればね。
てな訳で正直オススメは出来ない方法の紹介になってしまったのですが、加工技術なんて無い僕でも一応付けることは出来たので、この記事が挑戦してみたいという方の参考になれば幸いです。